電力自由化によりマンションでも新電力が選択可能になっています。
新電力の電気を既存の電力各社が送電することにより実現しているサービスです。
分譲マンションでは特に共用電灯での電力使用量が多い為、新電力による削減を検討してみたいと思います。
そこで、私の住むマンション(九州地方)で採用するという仮定で、下記の三社を比較検討してみました。
『西部ガス電気』
西部ガスが新たに始めた電気販売事業で、従量電灯のみのサービスです。電子メールにて問い合わせたところ動力に附いてはサービス開始の予定は無いとの回答を頂きました。
最もお得なプランの加入には共有部にガスの契約が必要です。
私の住む当マンション共有部にはガス契約が無い為、加入できるのはシングルプラン1となり、基本料のみの割引となります。60A契約で、お得度は月当たり129円60銭、年間1600円となります。
『HTBエナジー』
ハウステンボスを運営する旅行会社HISが母体となる新電力会社です。
ハウステンボス敷地内に発電所があり供給力では問題ありません。
こちらは、従量電灯のほか、動力に附いてもサービス開始予定です。動力つにいては明細書などを提出して頂いて都度見積りしているようです。
従量電灯の方は、通常のプランでは割引率5%ともう一つといったところでしょうか。
『ナンワエナジー』
鹿児島の企業で九州内、店舗や学校・病院などの大規模施設での実績が多く信頼度が高いようです。 割引率は最高で10.2%と最大です。
自社発電所及び契約企業の発電所から余力電力を購入して供給しているため、電力調達コストが最も安いのではないかと思われます。
私の試算では、自身の住む40戸程度の小規模マンションでも従量電灯だけで、年間45000円ほど削減可能です。
なお、パソコンや家電などで電力使用量の多い私の個人宅では『ナンワエナジー』に加入しております。
我が家の場合、年間一万円ほど削減できると試算しています。
他には、風力発電や地熱発電など再生可能エネルギーを採用した新電力も多数あります。
個人的には安全な電力を増やす目的で新電力に各社に加入するというのもありかなと思いますが、マンション共有部では割引率優先で採用するのが最善かと思います。
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