ここ数年、マンションへのケーブルテレビの導入が全国的に勧められています。
ケーブルテレビ会社としては、マンションは世帯数も多く有望な顧客なので工事費無料で導入となるケースが殆どです。
ケーブルテレビ導入によるメリットとしては・・・、
1.将来、近隣に高層建築物が出来ても難視聴に悩まされることはない。
2.現に難視聴の場所でもテレビの移りが良くなる。
3.管理組合は今後、地上波テレビアンテナ&ブースターのメンテナンスから解放される。
4.マンションの資産価値向上が期待できる。
5.付加サービスとしてIP電話が利用出来る場合は、宅の電話を多回線化できる。
6.ベランダにCSアンテナを設置する必要がない。また、その危険から回避できる。
とまあ、こんなところでしょうか。
ただし、BSアンテナについては引き続きマンション側での設置と管理が必要です。
ケーブルテレビのセットトップボックスで視聴できるBS放送はアナログテレビ向けに画質を落としているので、BSのオリジナルな高品質な放送や視聴者参加型双方向番組をご覧になるには、専用のBSアンテナとチューナーもしくはチューナー内蔵BSテレビが必要になります。管理組合としては、地上波のアンテナ&ブースターの管理から解放されますので、BSアナログアンテナを使用しているマンションでは、その浮いた経費でBSデジタル対応を早急に進めるべきでしょう。